【 いまさら聞けない ”これからはじめる聖地巡礼” 】 聖地巡礼歴15年のベテランに聞く、巡礼をはかどらせる出発前にやるべきこと(3/3)

聖地巡礼で気をつけること

マナー

聖地巡礼をする際に、最も気をつけるべきことは、舞台となった場所の地元の方のご迷惑にならないようにすることです。
聖地巡礼を行うファンの増加に伴い、現地でトラブルになるケース散見されています。そこで暮らしている人の迷惑にならないように細心の注意を払う必要があります。
ゴミのポイ捨て、落書き、器物破損、線路など立入禁止エリアや私有地への無断進入、撮影禁止エリアでの撮影、違法駐車・違法駐輪等の犯罪行為や迷惑行為は謹んでください。
また、車やバイクなどで回る場合は必ず駐車場を利用して路上駐車は絶対に避けて、法令遵守は、聖地巡礼以前の人としてのマナーです。

また、作品に登場するキャラクターなどに扮して記念写真を撮影したいという人もいると思います。作品や街によって捉え方は千差万別です。コスプレを歓迎していることが表明されている場合には、問題ありませんが、そうでない場合には、イベントの開催などで許可されている場合を除いてコスプレでの来訪は控えたほうがよいでしょう
SNSなどで他の人が写真をアップしているから、大丈夫だと思って撮影をしたら、自治体や近隣順民が問題して、聖地巡礼お断りなんてことにもなりかねません。

近年は、主人公の日常を丁寧に描く作品が増えたこともあり、住宅地が登場するケースも増えていますので訪問する際は特に注意してください。観光地であっても1人または複数人数で長時間同じ場所に留まるなどして巡礼スポットを占拠してはいけません。


「響け!ユーフォニアム」の大吉山展望台。地元民やハイキング客も多いため注意が必要な場所の1つ。

おまけ: 海外を訪問する際にあると便利なもの

海外の場合は日本国内とは多少勝手が違いますが、基本的に必要なノウハウは同じです。 その他で必要な点として、まず、国際ローミング、Wi-Fiルーター、現地SIMなどで通信手段を確保しましょう。 地図や乗換検索にGoogleマップが使えない場合は、現地で有名な地図アプリや乗換アプリをダウンロードしておきましょう。オフライン地図のMAPS.MEを入れて、訪問する場所の地図データをダウンロードしておけばだいたいの国で役に立ちます。

移動が面倒くさい場合は、タクシー配車アプリのUberやGrabTaxiなどを入れてクレジットカード情報などを登録しておけば、言葉のやり取りをすることなく、だいたいの国で日本より安い料金でダイレクトに目的地までアクセスできます。

英語圏ではなく現地の言葉がわからない場合は、Google翻訳を用いて現地の言葉を英語に変換するとだいたいを理解できます(現地の言葉を直接日本語に変換するより精度が高いため)。Google翻訳のカメラ機能を用いて解説板やメニュー表の文字を一括して英語に変換すると大変便利です。英語が通じる国だけど英会話に難があり、どうしても何を言っているかわからない場合は、英語をスマートフォンにタイプしてもらって読むか、そこから日本語に変換してなんとかしましょう。 NICT(情報通信研究機構)の多言語音声翻訳アプリVoiceTraも進化を続けて精度が高くなっています。


「Fate/Zero」「ダンタリアンの書架」聖地巡礼で使用したお手製マップ

変圧器やWi-Fiルーターなど、海外の聖地巡礼をする際は、国内とは違った装備が必要になります。

まずは気楽にやってみよう!

ここまで聖地巡礼のノウハウや注意事項を書いてきましたが、要は最低限のマナーさえ守っていればOKですので、気兼ねせずまずは自分のペースで気楽に訪問してみましょう!
現地でファン同士の交流になるのも醍醐味の1つです。その素敵な奇跡に出会えることを祈っています。


著者紹介



著者名:かずぴー
ブログ&同人サークル『さざなみ壊変』を運営。ゲーム、アニメ、鉄道、航空情報などを紹介しつつ、アイマスのロケ地巡りや艦これの史跡探訪で世界中を飛び回り、海外の同人イベントにも精力的に参加中。海外のコスプレイヤーさんと仲良くなりたくて中華圏でも大人気のFGOを始めました!
http://sazanami.net/